あれから三ヶ月。ありがとうございました。
本年3月30日に「落語・紙切りの演芸会」を開催いたしました。
事前に参加のお問い合わせなどもちらほらあり、せっかくですので沢山の方にお越しいただきたいと思っていたところ、結果、120人以上の皆さんにお集まりいただきました。大盛況に終えることができましたこと感謝申し上げます。
長時間演じてくださった落語の三笑亭夢丸師匠と紙切りの林家花さんのお二方は大変お疲れになられたことでしょうが、観客からすればあっという間の時間だったような気がいたします。実際、終わってから「もっと長くてもよかった」「わたしも〇〇を切ってほしかった」「来年もよろしく」などという声をたくさんいただきました。もし差し支えなければ、是非またお願いいたしたい。またお越しいただきたいと願っております。
さて、集まった木戸銭。1人でもグループでも500円といたしましたが、結果、44500円(89人分)という金額になりました。この集まった木戸銭は、そのまま能登の大震災の義援金として石川県庁の義援金窓口に振込みいたしました。
後になって考えてみますと、例えば500円だけでも足して45000円にするとか50000円にするとかして振り込めば良かったのでしょうが、その時はすぐに振り込むことだけに気を取られていて気付きませんでした。石川県庁の係の方も、なんでこの金額で送ってきたのだろうと、ちょっと疑問に思われたかもしれません。悪しからずご了承いただければと思います。
そそっかしいといえば。演芸会の開演前に「演芸会中の写真撮影は御遠慮くださいね」と申し上げました。そして、皆さんにはきちんとお守りいただけました。ありがたいことです。
ただ、そこまではいいのですが、お寺側の皆、いわゆるスタッフも全員が遠慮しちゃいましたという事実が発覚いたしまして、なんと、写真が一枚も残っていないという事態に愕然とする羽目に陥ってしまいました。ちょっと落ち込んでおりましたら、駐車場の整理などの都合であとから入場していた、いわゆるスタッフの一人が何枚か撮影していてくださっていたことが判明いたしました。本当に助かりました。
最後の写真ですが、紙切りで切っていただきました「イタチ和尚」のワンシーンです(イタチ和尚のおはなしは当サイトの「歴史と伝承」から参照できます)。葉っぱを渡す和尚さんと受け取ろうとするイタチが切られております。素晴らしいのですぐに額にいれてお寺の自動ドア玄関に掲げました。お寺にお越しの際は是非ごらんください。
ところで、和尚さんのシルエットは、なんとなくどこかでみたような気もするのですが・・?