花まつり

園児に説明しています4月18日、浅舞 感恩講保育園のこどもたちを招いて「花まつり」をおこないました。
 はじめにお経をあげ、先生方に焼香していただきました。お経をおあげした次には、年長・年中組のこどもたちから、お釈迦様のお祝いにと甘酒を丁寧に供養していただきました。
 最後に、お寺では春・秋のお彼岸にのみ掛ける、地獄の掛け軸を見学してもらいました。
 地獄なんて、どこにもありません。あるとすれば、それはこころの中に生まれる苦しみや後悔でしょう。こころに地獄を生みださないよう、こころに生まれた地獄を極楽にかえるよう、まっすぐに生きること。怒られたり、嫌なことがあるのは、挨拶をしなかったり、行儀がわるかったり、悪口を言ってしまったり、……でも、「あたりまえ」のことをしっかり生きていれば、地獄なんてどこにも生まれないのです。

 
こどもたちは、大人が思うほど、こどものままではないのかもしれませんね。
後日、「和尚さんはこんなおはなしだったよ」と孫から教えてもらったと、ある檀家さんからご報告をいただきました。
お寺の境内にこどもたちの元気な声がきこえると、庭の草花も、軒下の雀たちも、みんな一気に活気づいたような明るい雰囲気になりました。感恩講保育園のみなさま、お釈迦様の誕生会にきてくれて、ありがとうございました。

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