入場案内(十分前)
来賓並びに当〇〇寺檀信徒の皆さま、ご親族の皆さまにご案内申し上げます。
〇〇家・〇〇家結婚式が 間もなく開式でございます。どなた様も、本堂へ ご参集くださいますようお願いいたします。
鼓三下点燭献香
皆さまにご案内申し上げます
結婚式の準備が整いました、どうぞお集まりくださいという合図の、太鼓が三度打ち鳴らされました。
間もなく、本堂にて 〇〇家・〇〇家結婚式がとりおこなわれます。
檀信徒ならびにご親族の皆さまは 本堂 にご参集いただきますよう ご案内申し上げます。
本日はまことにおめでとうございます。
新郎の〇〇さん、新婦の〇〇さん、お二人は仏縁に恵まれ、本日 新婦〇〇さんの生家でもあります 〇〇寺本堂において華燭の典をあげることとなりました。
御両家ご先祖様方もさぞお喜びのことと存じます。
さて、仏前結婚式と申しますのは、本尊様のもとで仏教徒としての誓いをたて、その誓願のもと、清く明るい家庭を築き、力を尽くして、幸せを安心を誓う儀式であります。仏さまの慈しみのもと、このような式をとりおこなうことができますことはこの上ない幸いであります。
式の中で、合掌、礼拝がございます。お案内申し上げましたら、合掌・礼拝をお願いいたします。また、式中に「般若心経」及び「懺悔文」「三帰礼文」をお読みいたします。一緒にご唱和ください。なお、「懺悔文」「三帰礼文」は式師さまが日本語でお唱え致しました後で、漢文でお読みいたします。式師さまが出だしの一句をお唱えいたしますので、それに続いて二句めからご唱和ください。
殿鐘一会目 来賓親族入堂着席(新郎側 東序 新婦側 西序)
殿鐘二会目 新郎新婦、媒酌人先導し、入堂就席(起立)
御媒酌人に伴われまして、新郎新婦のご入堂です。
殿鐘三会目
引磬七下 式師入堂
これより 典令の式師をおつとめいただきますのは 〇〇県〇〇市 〇〇寺〇〇さま でございます。
式師さまが入堂されます。皆さま、合掌にてお迎えください。
拝敷前合掌
開式の辞
これより、〇〇〇〇さま 〇〇〇〇さまの結婚式を挙行いたします。
献香三拝
式師さまは本尊様にお香を薫じられ、礼拝なされます。
皆さまも一緒に三度の礼拝をおつとめいたしましょう。(一同着席)
般若心経
般若心経です。皆さまで一緒にお唱え致しましょう。
啓白文奉読(合掌)
式師さまが啓白文を奉読され、お二人のご結婚を本尊様にご報告申し上げ、ご加護をお願いいたします。皆さま合掌をお願いいたします。
懺悔文(新郎新婦起立)
新郎新婦はご起立ください。これより、式師さまよりお導きをいただきます。
懺悔文と申し、自らを省み、心を清らかにするお唱えです。皆さまで一緒にお唱え致しましょう
洒水灌頂
次はお浄めの儀式です。心身ともに清らかになり、仏さまの慈悲と智慧のお力をいただきます。
三帰礼文
続いて三帰礼文です。式師さまが先にお唱えになられましたら、当願衆生から皆さまで一緒にお唱え致しましょう。
誓約文
新郎新婦が仏さまへの、お誓いの言葉を述べられます。
盃事
新郎新婦お二方のお盃事がとりおこなわれます。
お二方のご両親様はじめ、全員のお盃が満たされましたら、式師さまのお盃をあげられますのと御一緒におあげいたしまして、
かためのお盃ごとといたします。
(盃事)
おめでとうございます。
寿珠授与
数珠は通常「数の珠」と書きますが、「寿の珠」でもあり、大切な信仰のおしるしであります。本日は式師さまが二人のためにお作りになられました腕輪の数珠を頂戴いたします。
式師示訓(新郎新婦合掌)
式師さまは、新たな門出を迎えますお二人に、お祝いとおさとしのお言葉を述べられます。
先祖報告諷経(大悲心陀羅尼)
お二人が夫婦の契りを固く結ばれましたことを、御両家お先祖様に報告し、ご加護をお願い申し上げるお経であります。
回向
普同三拝
結婚式が滞りなく円成いたしましたことをご本尊様にお礼申し上げるお拝です。
皆さまも一緒に三度の礼拝をおつとめいたしましょう
導師退堂
式師さま退堂なさいます。皆さま 合掌にてお見送りください。
閉式の辞
ここにご本尊様御照覧のもと、新しき夫婦が誕生いたしました。これにて結婚式を無事円成させていただきます。
まことにおめでとうございます。
引き続き 大間にて、式師様、新郎新婦、両家ご両親様の写真撮影がございます。
仏前結婚式差定例
十一時打出し 式師 〇〇寺東堂 〇〇〇〇 老師
鼓三下 点燭献香 集会呼びかけ
殿鐘一会 来賓親族入堂着席(新郎側 東序 新婦側 西序)
殿鐘二会 新郎新婦、媒酌人先導し、入堂就席(起立)
殿鐘三会 引磬七下 式師入堂
七下鐘式師入堂
開式の辞
献香三拝
般若心経
啓白文奉読(一同着席。合掌)
懺悔文(新郎新婦起立)
洒水灌頂
三帰礼文
誓約文
盃事
寿珠授与
式師示訓(新郎新婦合掌)
先祖報告諷経(大悲心陀羅尼)
回向
普同三拝
閉式の辞
散堂
S.S