龍泉寺では、水子のご供養に際し、お葬儀を執行し戒名をお授けいたします。
戒名には、「水子」「孩子」「嬰子」など、年齢や成長に応じたかたちがございますので、お戒名をお授けするにあたり、お子様についてのお話をお伺いさせていただきたいと思います。
たちいったお話ではなく、ご性格や特徴、まだ言葉を話せないお子様であれば、親御さまがお子様をどのようにお育てなさりたかったかなどについて、お聞かせいただければ幸いです。戒名は年齢などによって次のようになります。

新早世  水子            流産、早産
      嬰子(児) 嬰女      言葉もはっきりしない乳飲み子の頃
      孩子(児) 孩女      言葉がはっきりしだす2歳くらいの頃

お葬儀では懺悔文、三帰をお授けし、血脈をお授けいたします。戒名は、一般的な大人の◎◎〇〇居士のような「道号◎◎」はつかずに、〇〇嬰子のような形となります。
五歳くらいになってものの分別がつきはじめ(幼子)また小学生くらいになりますと(童子)、大人とおなじく、さらに三聚浄戒・十六条戒をお授けし引導も渡すようになります。

従いまして、龍泉寺での水子供養は、孩子までのかたのご供養となります。